東日本大震災、加えて福島第一原子力発電所事故から4年半。未だ安心できない原発事故の収束作業が続き、除染の停滞で健康の不安や、風評被害に悩む福島県民。福島県薬剤師会は、学術的特性と資質を活かし、県民に放射線の知識・情報を正しく伝える薬剤師「放射線ファーマシスト」を養成するため、放射線ファーマシスト委員会を2014年3月に設立しました。「初級放射線ファーマシスト」として現在まで、約400名の認定者が誕生しています。
放射線ファーマシストの養成講座は初級、中級、上級の3段階が設けられており、本日は「初級放射線ファーマシスト」の認定者を対象とした第1回目の中級放射線ファーマシスト養成講座がおこなわれました。
中級での養成講習は、あらかじめテキストが送付され、講座はインターネットのストリーミング動画配信によりビデオ講習を受講する形式となっています。
本日は、「ふくしまの現状について」の講習と、ビデオ講習に基づく「中級編の総括」の講習がおこなわれ、最後に中級放射線ファーマシスト認定のための確認テストがおこなわれました。

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